取材日:2024.05.31

小規模施設/中小企業のニーズにフィット
海外向けSNS発信でインバウンド集客も「Nにおまかせ!」

ホテルをはじめ観光業界にとっては、インバウンド需要は売上を大きく左右する重要な要素です。しかし、大手ホテルチェーンとは異なり、小規模なホテルは広告宣伝にかける費用や人材が不足しているのが現状です。そんな中、「Nにおまかせ!」のSNS運用サービスにより活路を見出したのが、函館にあるホテルニューオーテ様です。代表取締役社長の齋藤様は「地元資本の中小企業こそ、NTT東日本グループのノウハウが必要」と語ります。詳しくお話を伺いました。
小規模施設/中小企業のニーズにフィット 海外向けSNS発信でインバウンド集客も「Nにおまかせ!」

ホテル ニューオーテ

課題解決策
課題

インバウンド集客のために
海外向け発信としてInstagramを始めたが効果が薄い

解決策

インバウンド対策として多言語翻訳によるSNSを活用、SNSきっかけで実際に海外からの予約も発生

課題

SNSを始めたが海外向けの発信として効果が薄い
社長自らSNSを行っていたが多忙で継続が難しい

解決策

SNS運用をアウトソーシングし
翻訳や投稿にかかっていた時間を大きく削減、業務を効率化

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インバウンド集客とSNS活用で悩んでいたタイミングに届いた
トライアル提案

トップシーズンと冬場のギャップをどう埋めるか?鍵を握るインバウンド観光客

ホテルニューオーテ様は、函館で有名なハンバーガーチェーン店であるラッキーピエロが併設されていて朝食にその食事券がついていたり、函館朝市の店舗と提携していたりと、宿泊客にうれしい特典が多いですね。とても魅力あるホテルですが、経営課題はあるのでしょうか?

齋藤社長:わたしがホテルを引き継いだ当時は、いわゆるビジネスホテルでシングルルームが中心でした。その頃、ビジネスホテルは大手チェーンが進出しており、競争は厳しいと見据えて、ファミリーやグループ向けの客室もつくりました。おかげで、家族連れ様やスポーツ合宿の需要も取り込むことができ、ホテルとして安定した経営を行ってきました。

しかし、皆さんもご存知のとおり、コロナ禍の影響で大打撃を受け、危機的な状況に直面しました。その後、コロナ禍も明け、インバウンド観光が復活しましたが、北海道では札幌周辺に観光客が集中し、函館のインバウンドは戻りが今ひとつです。4月から10月くらいまでのトップシーズンで稼ぎ、その収入で冬場を乗り切っているという現状があります。冬場はインバウンドに依存する面が大きいため、海外からのお客さまをどう呼び込むかは、今なお課題と言えます。

函館朝市のようす
函館朝市のようす
ホテルニューオーテ様に併設 ラッキーピエロ 函館駅前店
ホテルニューオーテ様に併設 ラッキーピエロ 函館駅前店

社長自らSNS発信に取り組むも翻訳などで苦戦…

海外からも集客をするために、これまでどのような施策を行ってきたのでしょうか?

齋藤社長:函館市内のホテルとのリレーションを活用して情報を得たり、インバウンド対策セミナーなどを受講したりしました。しかし、わたし達のような規模のホテルでは予算も厳しいですし、できることに限りがあります。たとえば大々的な広告宣伝も難しい。海外旅行雑誌への広告掲載も検討しましたが、料金が高くて諦めました。

ホテルを周知する施策として、もともとSNS活用の重要性には気づいていました。「日本ではFacebookの利用者は減っている、Instagramのほうが良い」といった話も耳にして、とにかくInstagramをやってみようと始めました。しかし、実際に始めてみるとなかなか大変です。海外客を取り込むのが目的ですから翻訳をしなくてはならないし、定期的に発信しようとすると書く内容についてもすぐには浮かんできません。

確かに、企業PRとしてのSNS運用は継続して充分な情報をしっかり出していくのが必要と言われています。担当の方はご苦労されたことでしょう。

齋藤社長:担当者といっても、それこそ大手ホテルチェーンのように専門の部署や担当がいるわけではありません。小さな企業やホテルはどこも同じだと思いますが、人手不足です。SNSもわたし自身が行っていましたが、効果といってもどれほどのものだか……と、手をこまねいていたところで、商工会議所を通じて、NTT東日本サービスさんのWebプロモーション(※)を知りました。トライアルの提案を受けて、これは試す価値があるかもと思いました。

ホテルニューオーテ 代表取締役社長 齋藤様
ホテルニューオーテ 代表取締役社長 齋藤様

自力運用と一線を画すNTT東日本グループのノウハウ活用でSNS効果を実感

会社の課題にWebプロモーションがピタリとはまった

NTT東日本サービスからトライアルの提案があった時、すぐにやってみようと決めたのでしょうか?

齋藤社長:タイミングが合ったということですね。海外のお客さまに結びつけるために今すぐできる施策として「SNS運用・多言語翻訳」は、まさにわたし達が探していたサービスだったからです。トライアルの提案をいただき、一定期間行ってみようとスタートさせました。

トライアルを経て、成約に至った決め手についてはいかがでしょうか?

齋藤社長:SNS運用の効果は中長期的に見る必要があります。トライアル期間中(※)には売上に直結する効果は得られませんでしたが、NTT東日本グループのノウハウや分析結果の提供により、自分たちだけで手探りで行うSNS運用とは大きな違いを感じました。月額費用も納得のいく提案だったので、継続による効果を期待して今回の導入を決定しました。

具体的に Webプロモーションでどのようなことをお任せしているのでしょうか?

齋藤社長:お願いしているのはSNS運用ですが、主に次の4つになります。

  • 投稿企画の提案
  • ライティング・編集
  • 投稿の代行/多言語翻訳
  • 効果の集計・分析

投稿企画では、まずホテルの紹介、その後に周辺の観光紹介、函館の魅力を伝えるという流れを提案してもらいました。こちらの要望も踏まえて投稿内容を書いてくれて、多言語翻訳もお任せできるので非常に助かっています。さらに投稿後、どういう効果があるのかを分析してくれるので、費用対効果が明白になり非常に良いと思います。そこまで自分たちではできませんから。

海外向け広告宣伝だけでなく業務効率化も実現!

実際に導入して効果を感じていますか?

齋藤社長:NTT東日本グループさんにお任せすることで、定期的な発信も滞りなく行えるようになり、翻訳のような面倒な作業も任せられるため、大変助かっています。
特に、SNS広告とSNS運用を併用することで、より多くのユーザーにリーチでき、明らかな効果を感じています。SNS広告にはさほど大きな予算をつけていないものの、予想以上の効果を実感しています。

まだ運用をお任せしてそれほど長くはないため、売上にどれだけ貢献しているかは明確ではありませんが、少なくとも広告宣伝という意味では多くの人に見てもらえるようになり、特に海外の方々にもアプローチできています。先日はじめてSNSがきっかけで海外からのお問い合わせをいただきました。

SNS運用は継続が大切で、効果が出るまである程度の時間が必要です。ぜひこれからの成果に期待していただきたいと思います。では、広告宣伝以外での効果はいかがでしょうか?

齋藤社長:海外向けの投稿では、翻訳ツールを使ってもうまくいかないことや、投稿に時間がかかることがありました。しかし、NTT東日本グループさんにお任せしたことで、翻訳作業にかかっていた無駄な時間を省くことができました。また、ネイティブの方が翻訳対応してくださるため、正確で効果的な文章になっていると感じています。投稿内容のクオリティが向上しただけでなく、わたしの時間を割く必要もなくなり、業務効率化につながりました。

インバウンド需要の獲得という課題に対する解決策として、今後さらにどのようなことをNTT東日本グループに期待していますか?

齋藤社長:よりピンポイントなわたし達のニーズにも今後は対応していただきたいと思っています。たとえば、函館は台湾からの直行便があり、団体客も多いのですが、当ホテルでは日本のお客さまのほか、タイやマレーシアからのファミリーやグループが多い傾向があります。英語だけでなく、タイ語などにも特化して、SNS発信をしていけるようなフルサポートを期待しています。

ホテルニューオーテ 代表取締役社長 齋藤様

小規模施設や中小企業「個別のニーズ」に適したサービス展開に期待

ホテルニューオーテ 代表取締役社長 齋藤様

他の同業者の皆さまにWebプロモーションをおすすめするとしたら、どのような点をあげますか?

齋藤社長:SNSで自分の施設をPRしているところは多くあります。しかし海外に発信する際には単に英語に訳すだけでは効果を得ることはできません。SNS広告の活用もその一例ですが、小規模な同業他社にも、ノウハウやソリューションの選択を多数持つNTT東日本グループさんにお願いすることで、海外へより効果的なPRが可能になることを知ってもらいたいですね。

海外からの観光客がたくさん函館を訪れてくだされば、それだけたくさんのホテルが潤うことになります。ホテルだけでなく、函館全体の活性化にもつながることでしょう。

函館はコンパクトなエリアに、五稜郭や函館山、金森赤レンガ倉庫などたくさんの観光スポットがあります。新鮮でおいしい海の幸も揃っていて、もっともっと大勢の人に訪れてほしいですね!では最後に、NTT東日本グループに対する印象や、今後のご要望などもぜひお聞かせください。

金森赤レンガ倉庫
金森赤レンガ倉庫

齋藤社長:NTT東日本グループといえば「電話の会社」というイメージでした。しかし、セミナーなどに参加して、NTT東日本グループが持っている技術を活かしてさまざまな分野に進出していることを知りました。旅行会社さんとはまた別の視点で、ホテル業界の課題解決を提案してくれる点には新鮮に驚かされました。

今後は人手不足対策として、DX化に力を貸してほしいなと思います。人材不足を補うためのDX化は、大型施設を対象としたものがほとんどです。小規模な施設はそれほどお金をかけられませんし、巨大なシステムや制度の構築が必要なわけでもありません。今回、わたし達の課題解決をお手伝いしてくださったように、小規模施設や零細企業のニーズをきちんと聞き、ひとつひとつの会社にフィットしたサービスの提供を広げてほしいと期待しています。

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  • 文中に記載の組織名・所属・肩書き・取材内容などは、全て2024年5月31日時点(インタビュー時点)のものです。
  • 事例は一例であり、すべてのお客さまに同様の効果があることを保証するものではありません。

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