起業するには?手順・必要なこと、向いている人や成功のコツを解説

公開日:2022.03.22

起業するには?手順・必要なこと、向いている人や成功のコツを解説

この記事で
わかること

  • 起業についての基礎知識と準備事項
  • 法人設立の流れ
  • 起業の失敗例と、オフィス環境整備のヒント

目次

近年、働き方の多様化が進む中で、起業を考える人が増えています。現在の社会構造としても、法整備や周囲の理解が進み、以前と比べて起業しやすい環境が整ってきました。しかし、起業には失敗のリスクが伴ううえ、法律や経理面など幅広い知識と入念な準備が必要です。

そこで本記事では、起業に関する基礎知識をはじめ、メリットやデメリット、手順や必要な準備、起業に向いている人の特徴を解説します。また、成功のためのコツや失敗事例も紹介しながら、起業を成功に導くためのヒントをお届けします。

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起業とは?

起業とは、個人事業主としての開業や法人の設立などを行い新たに事業を始めることを指します。事業拡大を目的に新規事業を行うことではありません。

「起業」というと株式会社などの法人設立を思い浮かべがちですが、必ずしも法人化しなければならないわけではありません。「開業」という言葉もよく使われますが、こちらは個人事業主として事業を始める場合にも用いられます。つまり、新しい事業者としてビジネスを始めること全般を指します。

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起業の現状

起業を考える際、多くの人が懸念するのが「廃業」、つまり事業を継続できなくなることです。帝国データバンクの調査によると、2024年に休廃業した企業は6万9,019件で、前年から9,914件増加しました。前年から16.8%の増加となり、4年ぶりに増加に転じた2023年の10.6%を大きく上回る結果です。現行基準で集計を開始した2016年以降、最多を更新しています。

その要因としては、新型コロナウイルス感染症関連の支援金などの縮小、世界情勢の変化によるエネルギー価格の高騰、人手不足などが挙げられます。しかし、このデータを見て「起業は厳しい」と悲観するのではなく、社会情勢の急激な変化にも耐えうる柔軟な体制を整えることが重要です。事前にリスクに備えた計画を立てることが、事業継続の鍵となります。

起業するには?主な手順・始め方

起業するにあたっては、「事業を始める」という強い意志だけでなく、入念な準備が欠かせません。準備不足のままでは、起業までに時間がかかり、資金計画や事業計画に悪影響を及ぼす可能性があります。特に起業初期でつまずくと、その後事業が軌道に乗らないリスクも高まります。事前準備は起業における最初の重要な一歩であり、確実に進めることが必要です。

主な手順は以下のとおりです。

  • 起業の目的を考える
  • 事業計画を練る
  • 起業する会社形態を決める
  • 資金を調達する

①起業の目的を考える

起業を成功に導くためには、まず「なぜ起業するのか」という根本的な問いに向き合い、明確なビジョンを持つことが不可欠です。「会社員が嫌だから」や「社長になりたい」といった曖昧な動機ではなく、「ビジネスを通じて何を成し遂げたいのか」「社会にどんな価値を提供したいのか」を具体的に掘り下げましょう。起業は目的達成のための手段であり、自己実現や社会貢献といった明確な目標を設定することで、困難に直面したときのモチベーションになります。

また、目的を明確にすることは、自分だけでなく、一緒に働くスタッフにも良い影響を与えます。経営は常に変化し、予期せぬ困難がつきものですが、ビジョンがしっかりしていれば精神的な支えとなり、チームの結束力を高めることが可能です。

起業の目的を考える際は、「対外的な理由」と「対内的な理由」の二つの側面を意識しましょう。対外的な理由とは、社会課題の解決や市場ニーズへの対応など、社会に貢献する側面です。一方、対内的な理由は、自己実現やスキルアップなど、自身の内面的な動機に基づくものです。両者のバランスを意識することで、持続可能で安定した事業運営をめざせます。

②事業計画を練る

起業の目的が明確になったら、次に事業計画を立案します。その際、まず自分自身の事業ビジョンを具体化し、どのように収益化していくかを考えることが重要です。

単にアイデアを並べるだけでなく、市場規模の調査、競合分析、差別化戦略、収益予測、資金計画などを詳細に検討し、実現可能性を十分に検証する必要があります。特に数値目標については、客観的なデータに基づいて論理的に説明できるよう設定しましょう。曖昧な数値では説得力が不足し、関係者からの信頼を得ることが難しくなります。

次に、顧客視点を重視し、「誰に、何を、どのように提供するか」を明確にする必要があります。ターゲット層を詳細に分析し、そのニーズに合ったアプローチを検討することで、事業の成功確率を向上させることが可能です。また、市場規模を正確に把握することは、事業の成長性を左右するため、慎重で入念な分析が求められます。

最後に、事業計画書は融資審査や社内説明など、さまざまな場面で使用されるため、詳細に作成しましょう。特に客観的なデータをもとに作成することで、関係者間の認識のズレを防ぎ、事業を円滑に進められます。

③起業する会社形態を決める

起業をする際には、まず事業の形態を決める必要があります。法人の場合、基本となるのは株式会社と合同会社などです。株式会社は、株式を発行し、資金を集め運営する会社形態で、資金調達や社会的信用度の面でメリットがあります。一方、合同会社は出資者が会社の経営権を持ち、設立費用や維持コストが比較的低い点が特徴です。

法人化に伴う手続きを簡略化したい場合は、個人事業主として税務署に「開業届」を提出し、事業を開始する選択肢もあります。個人事業主は法人登記が不要で、比較的手軽に起業可能です。

また、起業の手段としてフランチャイズやM&A(合併・買収)を選ぶ方法もあります。フランチャイズは、本部からビジネスモデルや商標の提供を受け、ロイヤリティを支払う仕組みです。知名度のあるブランドの力を借りられる反面、経営の自由度は制限される傾向があります。

一方、M&Aは既存の企業を買収・合併することで市場参入をスムーズにする方法です。しかし、多額の資金が必要となるため、慎重な資金計画が欠かせません。

起業の目的やめざすビジネスモデルに応じて、適切な形態を選択することが重要です。

④資金を調達する

起業に際して、多くの場合、事業資金の調達が必要になります。事業計画を策定し、それに基づいて必要な資金額を明確にしましょう。特に設立資金だけでなく、起業後すぐに売上が安定しないことも想定し、最低でも3ヶ月~半年分の運転資金を確保しておくと安心です。

資金調達の主な方法には、次の二つがあります。

デット

デットファイナンスとは、金融機関や企業からの借入などによる資金調達方法です。株式の発行を伴わないため、経営権を維持しながら資金を確保できるのが大きなメリットです。また、返済実績を積み重ねることで、将来的な融資審査で有利になる場合もあります。

ただし、借入は返済義務があるため、業績が悪化した場合には資金繰りが圧迫され、信用力が低下するリスクがあります。特に過度な借入依存は、負債増加や自己資本比率の悪化を招き、財務健全性を損なう恐れがあるため注意が必要です。

自社の財務状況や将来計画を見据え、デットファイナンスの活用は慎重に検討しましょう。

エクイティ

エクイティとは、株式を指します。エクイティファイナンスとは、自社の株式などを発行して資金調達を行う方法です。その最大のメリットは、返済義務がないため、資金繰りに余裕が生まれ、財務体質の改善が期待できる点です。また、有名な投資家やベンチャーキャピタルが出資者となる場合、企業の信用力が向上し、PR効果を得られることもあります。

一方で、株主の増加により経営に対する意見が多様化し、株価や配当金の変動に伴って株主からの圧力がかかる可能性も考えられます。また、資本の増加により法人税負担が増加する点にも注意が必要です。

エクイティファイナンスは、単なる資金調達手段にとどまらず、戦略的パートナーシップの構築や企業価値の向上に寄与する可能性があります。そのため、自社の成長戦略に合わせた適切な活用が求められます。

起業後に必要なこと

起業準備が整ったら、法人設立の手続きを行います。個人事業主としてスタートする場合は、税務署に開業届を提出するだけで比較的簡単に済みますが、法人を設立する場合は以下の手続きが必要になります。

法人登記

法人設立は法的義務を伴う重要なプロセスで、厳格な書類準備が求められます。不備があれば再提出となるため、慎重な確認が必要です。法人登記に必要な書類は、以下のとおりです。

  • 定款
  • 就任承諾書
  • 収入印紙
  • 印鑑証明書
  • 出資金払い込みを証明する書類

「就任承諾書」とは、設立する会社の取締役や監査役が、その役職に就任することを承諾した旨を記載した書類です。承諾者の氏名・住所・押印が必要です。

また、取締役会を設置する場合は代表取締役の「印鑑証明書」、設置しない場合は役員全員分の「印鑑証明書」が求められます。

「出資金払い込みを証明する書類」とは、以下の書類のことを指します。

  • 銀行通帳の表紙・裏表紙・出資金と出資者が確認できるページのコピー

書類に不備がなければ、申請から約1週間から10日程度で登記が完了します。登記が完了すると「登記事項証明書」が発行され、これをもって会社設立が正式に完了です。その後、税務署や年金事務所などへの設立届の提出も忘れずに行う必要があります。これらの手続きを適切に進めることで、法人は法的地位を確立し、正式に事業を開始できます。

法人口座の開設

法人設立後は、法人口座を開設することは、運営をスムーズに進めるために非常に重要です。個人口座で取引を続けていると、取引先から法人としての信頼を得にくくなります。

金融機関によって必要書類は若干異なりますが、一般的に法人口座の開設には次の書類が求められます。

  • 商業登記簿謄本(原本)
  • 定款
  • 代表者の本人確認書類(運転免許証・パスポートなど)
  • 口座登録用の印鑑
  • 会社の運営実態が確認できる資料

金融機関は、これらの資料をもとに法人と代表者の情報や事業内容を審査します。法人口座は開設時に審査が行われます。主な審査ポイントは以下のとおりです。

  • 法人および代表者の情報
  • 事業内容に不審な点がないか
  • 事業実態があるか

近年はマネーロンダリング対策の強化により審査が厳しくなっているものの、特に代表者の情報などに問題がなければ、口座開設は可能です。仮に審査に落ちた場合でも、他の金融機関では開設できる可能性があります。事業を行うには法人口座は必須のため必ず開設しておきましょう。

起業のメリット

起業によって自分のやりたいことを実現できるという自由度の高さは、多くの人にとって大きな魅力です。成功した場合は収入が増やせる点も、起業をめざすうえで大きな励みとなります。

また、労働時間や仕事内容の制約から解放され、自らの裁量で仕事を進められる点も起業の強みです。特に働き方においては、上司や会社の方針に縛られることなく、自分で意思決定を行える点が大きな特徴です。

さらに、休日を柔軟に設定できるため、仕事に集中する時期とプライベートを充実させる時期のメリハリをつけやすくなります。加えて、年齢や定年を気にせずに働き続けられる点も、人生設計において重要なメリットです。

このように、起業は経済的な成功の可能性を切り開く手段であるだけでなく、自由な働き方を実現する選択肢としても、多くの人から注目されています。

起業のデメリット

起業には多くのメリットがある一方で、デメリットも存在します。自由な働き方や高収入の可能性がある反面、事業の失敗や収入の不安定さ、資金調達の困難、煩雑な事務手続き、信頼構築の難しさなど、乗り越えるべき課題は少なくありません。

事業がうまくいかない場合は、経済的な損失だけでなく精神的負担も大きく、場合によっては家族にも影響を及ぼします。また、自己資金だけでなく金融機関からの融資や投資家の出資を受けている場合は、返済や配当も大きなプレッシャーです。

さらに、税務や社会保険の手続きも大きな負担です。これらは制度変更が頻繁に行われるうえ、専門知識がないと時間と労力を費やすことになります。特に税務対応は会社の経営に直結するため、税理士など専門家のサポートが欠かせません。

起業においては、これらのデメリットを十分理解し、リスクを最小限に抑える準備と覚悟が求められます。しかし、困難を乗り越えて事業を成功させた際には、大きな達成感を得られます。起業を考える際は、自分の適性や目標に照らし合わせ、メリット・デメリットを慎重に比較検討しましょう。

起業に向いている人

起業家として成功するためには、行動力と決断力が不可欠です。困難な状況でも果敢に行動し、変化に柔軟に対応できる人は、事業を大きく成長させる力を持っています。

また、好奇心や柔軟な思考力も重要です。幅広い分野に興味を持ち、既存の枠組みにとらわれない発想をすることで、新しいビジネスチャンスを生み出すことができます。

さらに、社会貢献への意欲を持ち、失敗を恐れずに挑戦を続けられる姿勢も求められます。加えて、取引先や従業員など、多くの人々と信頼関係を築けるコミュニケーション能力も欠かせません。

そして、最も重要なのが専門知識やスキルを持っていることです。自分の得意分野や経験を活かして、ビジネスにおける差別化や価値創造を実現できる人こそ、起業家としての可能性を広げられます。

起業に向いていない人

起業において失敗しやすい人の特徴として、まず責任感の欠如や挑戦意欲の低さが挙げられます。困難な局面に直面した際に他責思考に陥りやすく、 課題解決に向けた具体的なアクションが不足しています。

また、失敗やトラブルが起きた際に気持ちの切り替えができず、落ち込みやすい人も起業には向いていません。事業運営には失敗がつきものです。だからこそ、その失敗を糧にして次の挑戦につなげるポジティブなマインドセットが重要です。

さらに、金銭管理能力が不足している人も注意が必要です。資金繰りに失敗すると、経営が悪化し、事業継続が難しくなるリスクが高まります。財務の基本的な知識や計画性を持たずに起業すると、長期的な成長は難しいです。

もしこうした特徴に心当たりがあるなら、まず自己分析を行い、自身の課題を認識することが重要です。そのうえで、責任感や挑戦意欲を育て、金銭管理能力を高めるなど、改善に取り組む努力が必要です。特に資金管理とマインドセットの準備は、起業前にしっかり整えておくべきポイントです。

起業の失敗例

ここからはよくある起業の失敗例について解説します。失敗例から学び、ご自身の起業の成功に役立ててみてください。

ニーズが弱い

どれほど優れた技術や斬新な発想を持っていても、市場のニーズと一致しなければ、事業の成長は期待できません。事業の成功は、単なるアイデアの実現にとどまらず、人々の課題を解決し、社会に貢献することから始まります。起業を考える際には、市場規模や競合状況を正確に把握し、「本当に社会や顧客が求めているものは何か」を徹底的に調査することが欠かせません。

中にはニーズが少なくても、将来的に成長が見込まれる分野もあります。既存の固定観念にとらわれず、多角的な視点で市場を分析し、納得のいくまで検証を重ねることが重要です。ニーズの検証にはマーケティング調査が有効です。小規模なテストマーケティングを行い、顧客の反応を確かめたり、競合と比較して自社の強みを把握したりすることで、収益性の高いビジネスモデルを構築できます。

顧客に選ばれるためには、顧客が抱える課題を的確に捉え、その解決につながる独自の価値を提供することが、事業成功の鍵です。

営業力不足

事業の成功には、優れたアイデアやビジネスモデルだけでなく、それを市場に広めるための営業力が不可欠です。競合がひしめく市場で生き残るためには、積極的な営業活動を通じて顧客を獲得し、市場シェアを拡大する必要があります。商品やサービスに自信があっても、顧客にその魅力を伝え、購入につなげる営業力がなければ事業は停滞します。

営業力を高めるためには、営業セミナーの受講や、営業代行の活用も効果的です。起業初期からマーケティングや営業に関する知識を積極的に習得し、実践することが事業を軌道に乗せるポイントです。

会計知識がない

事業を運営するうえで、会計の知識が欠けていると、利益が出ているかどうか、経営が健全かどうかを正確に把握できません。商品やサービスを売っていても、適切な会計処理ができなければ、資金繰りに問題が生じ、事業の継続は難しくなります。

特に事業規模が拡大してくると、財務・経理・会計といった数字の管理は不可欠です。会計知識のないままでは、正しい仕訳や決算処理ができず、経営状態を見誤る原因になります。また、売上や利益があっても、売掛金の回収遅延といった資金繰りの管理ができていなければ、黒字倒産に陥るリスクもあります。

会計知識の欠如は、現実と数字のギャップを生み、経営判断を誤る原因です。必要に応じて専門家のアドバイスを受けつつ、基本的な会計知識は必ず身につけておきましょう。

起業で成功するためのコツ

上記の起業の失敗例を知ることで、リスクを回避しやすくなります。さらに、ここから解説する「成功するためのコツ」を意識することで、事業成功の可能性を大きく高めることが可能です。

アイデアよりユーザーニーズを優先する

事業展開において、自分の思い込みは禁物です。どれだけ革新的なアイデアや商品であっても、市場やユーザーのニーズがなければ売れることはありません。

リサーチやテストマーケティングを通じて、実際のニーズをしっかりと検証し、常にユーザー目線でニーズを把握することが重要です。自分のアイデアを優先するのではなく、市場や顧客の欲求に合った製品・サービスを提供することが、顧客満足度を高め、事業成功につながります。

経費のかけ過ぎに注意する

起業時には、固定資産の購入や設備投資などに多額の経費がかかりがちですが、必要以上の出費はリスクを高めます。売上見込みに基づき慎重に支出を判断し、特に初期段階では無理な投資は避けましょう。

例えば、在庫を多く抱えても売れなければ資金繰りを圧迫します。製造を外注する、実店舗を持たずにネットショップで展開するなど、できるだけリスクを抑えつつ、収益性や顧客ニーズを検証しながら事業を進めることが大切です。

起業について相談する

起業の失敗リスクを回避するためには、十分な情報収集と準備が不可欠です。しかし、膨大な情報を1人で集め、判断するのは大変です。その際は、専門機関に相談するのも有効な手段です。

例えば、地域の商工会議所や中小企業支援センターなどでは、起業に関するアドバイスやサポートを受けることができます。また、専門的な相談に限らず、友人や家族に話を聞いてもらうことで、気持ちを整理し、新たな気づきが得られる場合もあります。

世の中の変化に柔軟に対応する

起業当初は事業計画やアイデアをしっかり練ることが大切ですが、実際に事業を進める際には、それに固執しすぎない柔軟性が求められます。

市場や社会、競合環境は常に変化しており、昨日売れた商品が今日も売れるとは限りません。常に情報を収集し、状況の変化に応じて計画を見直し、必要であれば方向転換する勇気も重要です。過去の成功体験にとらわれず、柔軟に対応することで、事業の成長チャンスは大きく広がります。

起業で考えたいニューノーマルなオフィス環境整備

起業時のオフィス環境構築は、多様な働き方に対応するための重要なポイントです。特に、通信環境やクラウドストレージの整備は欠かせません。また、リモートワークの普及により、場所に縛られず業務を遂行できる環境づくりも求められます。

オフィス環境構築に役立つ各種サービスを活用することで、初期コストを抑えつつ、効率的な業務環境を整えることが可能です。ここでは、起業時におすすめのオフィス環境整備サービスを紹介します。各項目の最後にサイトリンクを設定しておきますので、参考にしてみてください。

光回線

現代では、どのような業種でもインターネット環境がなければ業務が成り立たないケースがほとんどです。特に安定したネットワーク環境の整備とセキュリティの確保は重要です。その点で、広く利用されているのが「光回線」です。オフィスや店舗でのネットワーク環境はもちろん、リモートワーク対応やクラウドサービス利用にも適しています。

起業・開業時の光回線の新規申し込み

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ひかりクラウドPBX

ビジネス用の電話環境を整えたい場合は、「ひかりクラウドPBX」の導入がおすすめです。スマートフォン1台で、内線電話・代表電話・携帯電話の三つの機能を使い分けられるクラウド型の電話サービスです。専用アプリをインストールするだけで、スマートフォンを内線化できるほか、自宅や外出先からでもオフィスの電話番号を使って発着信が行えます。

※外線通話を利用される場合には、ひかり電話オフィスA(エース)またはひかり電話オフィスタイプの契約が必要です。

「ひかりクラウドPBX」で通話機能をクラウド化

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クラウドストレージ

クラウドサービスの活用は、生産性の向上に直結します。特に、場所を選ばず作業できる環境づくりには「コワークストレージ」がおすすめです。普段使用しているデスクトップと変わらない環境でクラウドサービスが利用できます。また、強固な情報セキュリティ対策が施されているため、安心してデータ管理が行えます。

「コワークストレージ」でデータをクラウド化

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ギガらくVPN

複数の拠点やオフィスを運営すると、ネットワーク管理が煩雑になりがちです。特にバックオフィス担当者の負担が大きくなり、管理コストがかさむ場合もあります。そのような課題を解決してくれるのが「ギガらくVPN」です。NTT東日本グループがネットワーク管理を一括で対応します。また、モバイルワークやリモートワークにも柔軟に対応できます。

「ギガらくVPN」でネットワーク管理

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「Nにおまかせ!」を活用した起業・開業の成功事例

ここでは、「Nにおまかせ!」を活用して、起業にあたり大幅なコスト削減を実現した成功事例をご紹介します。

株式会社パブリ様は、2023年12月8日に創業するにあたり、「Nにおまかせ!」を利用し、起業準備を一括で依頼しました。同サービスを通じて、すべての作業を一任できたことに加え、専門的な知見に基づく的確なアドバイスや、課題に対する迅速な対応を高く評価しています。

ネットワーク構築では、NTT東日本グループのノウハウに基づきわかりやすい構成図を作成し、要望に応じた柔軟な修正対応を実施することで、企業の規模や利用目的に適切なネットワーク環境を実現しました。例えば、社内用とゲスト用のWi-Fiを分離した構成や、SSID設定によるセキュリティ強化、さらにはIP電話の導入提案など、専門家のアドバイスが多くの場面で役立ちました。

また、Webサイト制作では、当初高額な見積もりで計画が頓挫しかけていましたが、課題や状況に応じた柔軟な対応によって、高品質なWebサイトを低コストで実現しています。さらに、継続的なWebサイトの更新・運用においても、NTTタウンページ担当者との信頼関係が構築されたことで、スムーズな管理体制が整いました。

IP電話の導入においては、初期費用の削減にとどまらず、ランニングコストの削減にも成功し、結果として全体で約500万円のコスト削減を達成しています。

ご利用環境の整備や設備の手配といった創業準備における各事業者との煩雑なやり取りを「Nにおまかせ!」が一括サポートしたことで、株式会社パブリ様は事業構築に専念でき、起業直後から事業展開に全力を注ぐことが可能となりました。

このように、「Nにおまかせ!」は、独立・起業・開業・創業に関するさまざまな課題を包括的に解決し、時間とコストの大幅削減を実現する強力な支援サービスです。ご利用環境以外にも広範囲でサポートを提供し、多くの企業の成功を後押ししています。

創業準備にかける各社との煩雑な対応など、通信環境以外もすべて「Nにおまかせ!」することで、おおよそ500万円のコスト削減を実現!

※文中に記載の組織名・所属・肩書き・取材内容などは、全て2024年1月時点(インタビュー時点)のものです。

※事例は一例であり、すべてのお客さまに同様の効果があることを保証するものではありません。

まとめ

起業は、思い立てば誰でも挑戦できます。しかし、成功するためには、事前の準備と継続的な努力が必要不可欠です。

本記事は、起業の基礎知識や準備の流れ、起業に向いている人の特徴、よくある失敗例、成功のコツ、さらには成功事例について幅広く解説しました。ぜひ参考にしながら、まずは無理のない範囲で小さく始め、状況に応じて事業を拡大する戦略を検討してください。

自分の考えに固執せず、市場の変化や顧客のニーズに柔軟に対応し続けることが、事業成功の鍵です。もし、起業に向いていないと感じる部分があっても、改善することで起業に向けた準備を整えることは可能です。ぜひ、自分の可能性を信じて、起業にチャレンジし、成功を収めてください。

開業をご検討されている方必見!

監修

税理士法人V-Spiritsグループ代表 税理士・社労士・行政書士・FP

中野 裕哲

起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社労士、行政書士、CFP(R)。 税理士法人V-Spiritsグループ代表。年間約1000件の起業相談を無料で受託し、起業家や経営者をまるごと支援。経済産業省後援 起業経営支援サイト「DREAM GATE」で12年連続相談数日本一。 著書・監修書に『一日も早く起業したい人がやっておくべきこと・知っておくべきこと』(明日香出版社)など20冊、累計25万部超

V-Spiritsグループ Webサイト
監修