創業融資とは?自己資金なしでも借りられる?メリットや申請の流れ、注意点を解説

公開日:2025.06.24

創業融資とは?自己資金なしでも借りられる?メリットや申請の流れ、注意点を解説

この記事で
わかること

  • 創業融資の制度と利用するメリット
  • 創業時に利用しやすい5つの融資制度について
  • 融資の流れや審査を通過するためのポイント
創業時には、設備投資や当面の運転資金など、多くの資金が必要となります。とくに、事業が軌道に乗り黒字化するまでには約半年〜1年以上かかるとされており、開業費用に加え、最低でも半年分の運転資金を確保しておくことが大切です。

しかし、これらの費用をすべて自己資金で賄うのは難しく、資金不足が創業の課題となることも少なくありません。創業期における資金調達方法の一つとして、創業者向けの融資制度を活用することがあげられます。なかでも、日本政策金融公庫や地方自治体の制度融資では、創業者でも申し込みやすい仕組みが整っているため、活用を検討してみるとよいでしょう。

本記事では、創業融資のメリットやおすすめの制度、申請から利用までの流れ、審査を通過するためのポイントなどを解説します。これから創業を予定している方や、資金調達に不安を抱えている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

※本記事は、2025年2月時点での情報をもとに作成しています。

開業をご検討されている方必見!

1.創業融資とは?

創業融資とは、新しく事業を始める人や会社を対象とした融資制度のことです。日本政策金融公庫の「新規開業資金」をはじめ、各自治体が提供する制度融資などがあります。これらの制度は、事業実績がまだない創業者でも利用しやすい仕組みになっており、審査はおもに創業計画書(事業計画書)の内容に基づいて行われるのが特徴です。

日本政策金融公庫や自治体による融資では、無担保・無保証人で申し込める制度も多く、一般的な金融機関の融資と比べて条件が緩和されています。また、創業融資は借入金のため、補助金や助成金とは異なり返済義務がありますが、多くの制度では10年程度の返済期間が設定されており、長期間の返済計画が組める点がメリットです。

自己資金なしで創業融資を借りられる?

創業者向けの公的な融資制度のなかには、申し込みの要件に自己資金の有無が定められていないものも多くあります。その場合、自己資金なしで申し込めると考えてよいでしょう。たとえば、日本政策金融公庫の公式FAQでは、「自己資金の額よりも創業計画全体がしっかりしているかが重要」とされており※1、自己資金なしでも申し込み可能とうかがえます。

しかし、自己資金がまったくない状態での融資審査は厳しくなる傾向があります。これは、自己資金の準備が事業への本気度や計画性といった信用力の評価につながるためです。創業者がある程度の自己資金を用意していることは、金融機関にとって資金管理能力の証明にもなるため、融資実行の判断材料として重要視されます。

希望額で融資を受けるためには、開業資金のうち、4分の1〜3分の1程度の自己資金を用意するのが望ましいでしょう。自己資金が少ない場合は、まず貯蓄を増やすことや、親族からの資金提供(贈与など)を活用する方法も検討するとよいかもしれません。

※1 出典:「日本政策金融公庫|よくあるご質問 創業をお考えの方」
    (https://www.jfc.go.jp/n/faq/sk_question_c.html)

2.創業時に融資制度を活用するメリット

創業時に融資制度を活用するメリットは、主に以下の3つです。それぞれ、簡単に紹介します。

①無担保・無保証人で申し込める制度もある
対象者の要件を満たすことで無担保・無保証人で申し込める融資制度もあり、創業者のリスクを軽減しながら資金調達が可能な仕組みが整っています。

②金利が優遇されることがある
特定の要件を満たすことで、金利がさらにマイナスされるなどの優遇を受けられることがあります。たとえば日本政策金融公庫では、女性や若者、シニアなど特定の層を対象とした融資制度を設け、通常よりも低金利で融資を受けられる場合があります。

③長期で返済可能なものもある
返済期間が長めに設定されている制度も多く、たとえば日本政策金融公庫の新規開業資金の場合、返済期間は運転資金が10年以内、設備資金が20年以内となっています。また、元金の返済が猶予され利息のみを返済すればよい「据置期間」を利用できることもあります。

さらに、創業融資をサポートする機関によっては、経営支援やアドバイスを受けられるケースもあり、資金調達だけではなく創業後の経営を支える仕組みとしても活用可能です。自社の資金計画や事業プランに合った融資制度を選ぶことが、創業の成功につながるポイントとなるでしょう。

3.創業時におすすめの融資制度5選

創業者向けの融資には、日本政策金融公庫が提供する制度や自治体の制度融資など、さまざまな選択肢があります。ここでは、創業時に利用しやすい5つの融資制度を紹介します。

①新規開業資金|日本政策金融公庫

日本政策金融公庫の「新規開業資金」は、創業期の事業者を対象とした融資制度です。開業時の設備資金や運転資金に活用でき、無担保・無保証人での利用が可能な場合もあります。

とくに、新たに事業を始める方や、事業開始後税務申告を2期終えていない方に対して利率の優遇措置が設けられている点が特徴で、創業期の資金調達手段として多くの事業者に利用されています。対象者や融資対象、最大融資額などについては、以下の表を参考にしてみてください。

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主な対象者 新たに事業を始める方または事業開始後おおむね7年以内の方
主な融資対象 開業時や開業後に必要となる設備資金、運転資金
最大融資額 7,200万円(うち運転資金4,800万円)
返済期間
  • 設備資金:20年以内(うち据置期間5年以内)
  • 運転資金:10年以内(うち据置期間5年以内)
担保・保証人 要相談
その他のポイント
  • 特別利率を適用できる要件あり
  • 新たに事業を始める方や事業開始後税務申告を2期終えていない方は、原則として無担保・無保証人で利用できるほか、原則として利率の優遇を受けられる

「新規開業資金」のなかには、特定の要件を満たす方が利用できる制度があります。該当する方は、以下の制度も検討するとよいでしょう。

女性、若者/シニア起業家支援関連
女性や若者(35歳未満)、シニア(55歳以上)の創業者向けの制度です。対象者には特別利率が適用され、通常よりも低金利で融資を受けられるメリットがあります。

再挑戦支援関連
過去に廃業経験がある方が再度創業する際に利用できる制度です。返済期間を長期に設定できるほか、新規事業の運転資金だけではなく、前事業の返済資金にも充当できるなど、再チャレンジを支援する仕組みが整っています。

中小企業経営力強化関連
「中小会計要領※2」または「中小会計指針※3」を適用し、財務管理を強化しながら創業する方を対象とした制度です。利用には認定経営革新等支援機関※4の指導・助言を受けることが必要なため、事業の安定運営にもつながるでしょう。

※2 中小会計要領:「中小企業の会計に関する基本要領」の略称。中小企業の実態に即した会計処理や、会社法上の計算書類について作成における注記を示したもの。

※3 中小会計指針:「中小企業の会計に関する指針」の略称。中小企業が適正な会計処理を行い、財務諸表などの計算関係書類を作成するための指針。

※4 認定経営革新等支援機関:中小企業の経営支援を行う、国が認定した専門家や機関。税理士や公認会計士、金融機関などが該当し、事業計画の策定や資金調達の支援を行う。

※2025年2月時点での情報をもとに作成しています。要件の詳細や最新の情報は公式サイトをご確認ください。

②生活衛生新企業育成資金|日本政策金融公庫

生活衛生新企業育成資金は、飲食業・美容業・クリーニング業などの生活衛生関係営業を新たに始める方を対象とした融資制度です。おもに設備資金の融資に活用できますが、「振興計画認定組合※5」の組合員であれば、通常よりも高い融資限度額が適用され、運転資金の借入も可能となるメリットがあります。

さらに、地方での創業など、特別利率が適用される条件も用意されています。対象者や融資対象、最大融資額などの概要は、以下のとおりです。

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主な対象者 生活衛生関係の事業を始める方または事業開始後おおむね7年以内の方
主な融資対象 開業時や開業後に必要となる設備資金
最大融資額 4億8,000万円(業種により異なる)
返済期間 設備資金:20年以内(うち据置期間5年以内)
担保・保証人 要相談
その他のポイント
  • 振興計画認定組合の組合員は、融資上限額の引き上げや運転資金の利用が可能
  • 特別利率を適用できる要件あり

※5 振興計画認定組合:厚生労働大臣の認定を受けた振興計画に基づき、営業の振興を図る組合や小組合。

※2025年2月時点での情報をもとに作成しています。要件の詳細や最新の情報は公式サイトをご確認ください。

③新事業育成資金|日本政策金融公庫

新事業育成資金は、技術革新を活用した新事業の展開や、新分野への進出をめざす中小企業向けの融資制度です。成長新事業育成審査会でビジネスの新規性や成長性の認定を受けた場合に利用でき、設備資金だけではなく、長期的な運転資金にも活用できます。

さらに、融資後も経営課題に関するアドバイスを受けられるなど、新規市場の開拓や事業の成長を支援する体制が整っている点も大きな特徴です。対象者や融資対象、最大融資額などは、以下を参考にしてください。

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主な対象者 新技術・新製品開発、新分野進出などで高い成長性が見込まれる事業を行う方で、事業化からおおむね7年以内の方(特定の要件あり)
主な融資対象 新たな事業を行うために必要な設備資金および長期運転資金
最大融資額 7億2,000万円
返済期間
  • 設備資金:20年以内(うち据置期間5年以内)
  • 運転資金:7年以内(うち据置期間2年以内)
担保・保証人 要相談(一定の要件に該当する場合は必要)
その他のポイント
  • 特別利率を適用できる要件あり
  • 経営課題に関する助言を受けられる

※2025年2月時点での情報をもとに作成しています。要件の詳細や最新の情報は公式サイトをご確認ください。

④スタートアップ支援資金|日本政策金融公庫

スタートアップ支援資金は、日本の経済成長をけん引し、社会課題の解決に貢献することが期待されるスタートアップ企業向けの支援制度です。他の制度と比べて融資の限度額が高く、長期返済が可能な点が特徴で、資金活用の柔軟性が高い制度だといえるでしょう。

ただし、利用にはベンチャーキャピタルや特定機関からの出資を受けていること、またはJ-Startupプログラム※6に選定されていることなど、一定の要件を満たす必要があります。そのため、一般的な創業融資と比べて利用のハードルがやや高いかもしれません。

具体的な対象者や融資対象、最大融資額などについては、以下のとおりです。

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主な対象者 スタートアップ事業者(特定の要件あり)
主な融資対象 設備資金および長期運転資金
最大融資額 20億円
返済期間
  • 設備資金:20年以内(うち据置期間10年以内)
  • 運転資金:20年以内(うち据置期間10年以内)
担保・保証人
  • 担保:要相談
  • 保証人:不要
その他のポイント
  • 融資期間や信用リスクに応じた利率が適用される

※6 J-Startupプログラム:経済産業省が推進する、成長可能性の高いスタートアップ企業を育成支援するプログラム。

※2025年2月時点での情報をもとに作成しています。要件の詳細や最新の情報は公式サイトをご確認ください。

⑤制度融資|自治体・金融機関・信用保証協会

制度融資とは、自治体・金融機関・信用保証協会が連携して実施する融資制度です。創業者向けに自治体が用意する融資制度に対し、信用保証協会が事業者の債務を保証し、金融機関が実際に融資を実行する仕組みとなっています。

信用保証協会の保証を利用する場合は借入額や期間に応じた保証料が発生しますが、一部の自治体では、創業者向けに保証料の補助や利子補給(一定期間の利息負担を軽減する支援)を用意しているところもあります。そのため、通常の金融機関の融資と比べて、低金利・無担保で借りられるケースが多いのが特徴です。

制度融資の申請には、自治体や金融機関への相談が必要になります。制度の詳細や申し込み方法は、事業を行う都道府県や市区町村の公式サイトで確認してみるとよいでしょう。

4.創業融資を利用する際の流れ

創業融資を利用する際の流れ

創業融資を利用する際の流れについて、日本政策金融公庫と自治体の制度融資の場合に分けて解説します。

日本政策金融公庫の場合

日本政策金融公庫の創業融資を利用する場合、以下のような手順で手続きを進めます。

Step1.(必要な場合)相談窓口を利用する
日本政策金融公庫では、創業予定者向けに相談窓口を設置しています。事前に制度の詳細を確認したり、創業計画書の作成についてアドバイスを受けたりすることが可能です。

Step2.インターネットで申し込む
日本政策金融公庫の公式サイトからオンライン申請を行います。必要書類を準備し、申し込みフォームに入力して提出しましょう。

Step3.面談を行う
申し込み後、公庫の担当者と面談を行います。創業計画や資金の使い道について説明する必要があるため、事業の具体性や返済計画などを伝えられるよう準備しましょう。

Step4.審査が行われる
提出書類と面談内容をもとに審査が行われます。審査の結果が出るまでに3週間程度かかることが一般的です。

Step5.契約手続き後、融資が実行される
審査に通過すると、契約手続きを経て融資が実行されます。

参考:「日本政策金融公庫|創業予定の方」
(https://www.jfc.go.jp/n/finance/flow/tetsudukij_c.html)

なお、申し込みから入金されるまでには、3週間から1ヶ月程度かかると考えておくのがよいでしょう。

自治体の制度融資の場合

つぎに、自治体の制度融資を利用する際の一般的な流れを簡単に紹介します。制度融資は自治体ごとに詳細や受付機関が異なるため、自身の事業所が属する自治体の情報を確認したうえで、申し込みを進めましょう。

Step1.受付機関に申し込む
自治体が指定する受付機関(商工会議所や自治体の産業振興課、金融機関など)に申請し、必要書類を提出します。

Step2.金融機関による審査が行われる
申し込み後、自治体と提携している金融機関が事業計画や資金計画を確認し、審査を行います。

Step3.金融機関が信用保証協会に対して保証依頼を行う
金融機関の審査を通過した後、金融機関が信用保証協会に保証を依頼します。この保証がないと融資が実行されません。

Step4.信用保証協会による審査が行われる
信用保証協会が事業内容や返済能力を精査し、保証の可否を判断します。

Step5.金融機関により融資が実行される
信用保証協会の保証が確定すると、正式に融資契約が締結され、金融機関から資金が振り込まれます。

自治体の制度融資は、自治体・金融機関・信用保証協会の3者が関与するため、手続きが長引く傾向にあります。融資実行まで2〜3ヶ月程度かかることを想定し、余裕をもった資金計画を立てることが大切です。

5.創業融資を活用する際の注意点やポイント

創業融資を活用する際の注意点やポイント

創業融資を活用する際には、審査のポイントを理解し、計画的に準備を進めることが大切です。ここでは、必要な準備や注意すべきポイントについて解説します。

審査を通過するためには準備が必要

創業融資は申し込めば必ず借りられるものではなく、事業の成長性や返済能力を評価する審査が行われます。とくに、事業実績が少ない創業時には、客観的で現実的な創業計画書(事業計画書)を作成することが求められます。

以下は、創業融資の審査で評価されるポイントの一例です。

創業融資 審査のポイント例

  • 必要な資金額を正確に見積もり、運転資金や赤字補填について十分に検討しているか
  • 商品やサービスの強みを明確にし、販売ターゲットに応じた戦略を立てているか
  • 競合や市場環境を調査し、それを踏まえた現実的な計画を作成しているか
  • 自己資金と借入金のバランスが適切で、借入依存度※7を抑えた計画を立てているか
  • 売上や原価、経費を具体的な根拠をもとに計算し、返済可能な収支計画を立てているか

これらのポイントを押さえ、スケジュールに余裕をもって計画的に準備を進めることが大切です。また、専門家の支援を受けながら計画書を作成すると、より実現可能性の高い内容になるでしょう。

※7 借入依存度:総資本に対する借入金の割合を示す指標。

信用情報に難があると審査に影響する

創業融資の審査では、事業計画の内容だけではなく申し込み者の信用情報もチェックされます。過去にローンやクレジットカードの支払い延滞・債務整理・自己破産などの履歴がある場合には、返済能力が低いと判断され、審査に通らない可能性があります。

信用情報に不安がある場合には、事前に信用情報機関(CIC・JICC・KSC※8)へ手数料を支払って開示請求を行い、現在の信用状況を確認するのがおすすめです。信用情報に問題がある場合でも、状況によっては一定の期間を経ると審査に通る可能性があります。融資を申し込む前に、信用情報を回復させる準備を行って創業のタイミングを見極めるなど、対策を検討するとよいでしょう。

※8 CIC・JICC・KSC:日本における主要な信用情報機関の略称。それぞれが加盟する業界によって、取り扱う信用情報の範囲が異なる。

無理のない返済計画を立てる

融資は保険や補助金などとは異なり、必ず返済しなければならない資金です。そのため、事業が軌道に乗るまでの収益見込みを踏まえ、予想外の支出にも対応できるよう、余裕をもった返済計画を立てることが重要といえます。

信用保証協会を利用する場合でも、保証はあくまでも「金融機関に対するもの」であり、事業者の債務が免除されるわけではありません。そのため、保証の内容や範囲を確認したうえで、無理のない借入額を設定することが大切です。

創業時には売上の見積もりが甘くなりがちですが、支出は想定以上に発生する可能性があります。事業の成長スピードや市場の変化を見据え、無理のない返済スケジュールを策定することが成功の鍵となるでしょう。

6.融資だけではなく、補助金・助成金制度も有効活用しよう

創業時の資金調達では、融資以外にも補助金や助成金制度を活用する方法があります。補助金や助成金は基本的に返済不要なため、資金繰りの負担を軽減できる点がメリットです。創業期には、融資と補助金・助成金を組み合わせて活用することで、運転資金を確保しながら黒字化や事業拡大をスムーズに進められる可能性が高まるでしょう。

たとえば、「IT導入補助金」は開業したばかりでも申請可能な補助金の一つです。必要な書類を揃え、要件を満たすことで、業務効率化に役立つITツールの導入費用について支援が受けられます。適切なITツールを導入することで、業務の省力化やコスト低減が期待でき、経営の安定化にもつながるでしょう。

また、各自治体が創業者向けの助成金を設けている場合があり、地域ごとの支援制度を利用できる可能性があります。創業予定の地域の補助金・助成金制度を調査し、積極的に活用を検討してみましょう。創業時に利用できる補助金や助成金については、以下の記事でも詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてください。

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7.補助金活用や開業サポートは「Nにおまかせ!」にご相談ください

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補助金・助成金を活用することで、事業運営にかかる支出の一部を補填できるため、資金負担の軽減に役立ちます。しかし、自社に適した制度を探したり、申請準備を進めたりするには時間と労力がかかるため、手間を軽減したいと考える事業者も多いでしょう。そのような場合、専門家のサポートを受けることでスムーズな資金調達が期待できます。

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8.まとめ

創業時には、事業の安定化と成長のために創業融資制度や補助金・助成金を賢く活用することが大切です。公的な創業者向けの融資制度には、無担保・無保証人で申し込める制度もあり、創業者にとって利用しやすい仕組みが整っています。融資を利用できれば、設備投資や運転資金を確保しやすくなるでしょう。

ただし融資を利用するには、審査通過に向けた事業計画の準備や返済計画の策定が不可欠です。とくに創業融資では、自己資金や信用情報が審査に影響する可能性があり、適切な資金計画が求められます。

資金繰りの負担を軽減するにあたって、補助金・助成金の活用も有効な手段です。「Nにおまかせ!」では、補助金活用のサポートをはじめ、通信環境の整備、業務効率化支援、情報セキュリティ対策など、開業に向けた準備をトータルで支援しています。開業予定の方や、創業後の事業運営に不安がある方は、ぜひ以下のページをチェックしてみてください。

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